10月の園だより

朝夕、過ごしやすい季節となりました。
お散歩では秋の風を切って元気に駆け回る子、
虫を見つけて追いかける子、
まだまだ汗びっしょりかいて元気に遊んでいます。
引き続き水分補給を充分にして
体調管理に気を付けてゆきたいと思います。
10月は行事の多い月でもありますので
皆でたくさんの経験を重ねて
個々の成長につなげてゆきたいと思います。

　エンゼルハウスでは9月25日にお誕生日会を行いました。

　今月のお誕生日会の主役は毎朝元気に「オハヨー」とご挨拶をして、お友達が帰るときは一人ひとりにバイバイタッチをして見送っている あやかちゃん 2歳です。お誕生日会前は先生がロウソクに見立てた指やオモチャに口を尖らせながらフーッとロウソクを吹き消す練習をしたり、「2歳！」と指を2本立てて見せ、お誕生日会を楽しみにしていました。

　いよいよお誕生日会が始まり、お友達が歌う、ハッピーバースデーのお歌が終わると少し緊張したお顔で上手にロウソクをフーッと消した後、みんなの拍手でホッとしたようにニッコリととっても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

　そして、おめでとう！　いただきますのご挨拶の後は、今回もお皿いっぱいあったお菓子やバースデーケーキはみるみるうちになくなり、お洋服やお口の周りをお菓子でいっぱいにしながらみんなで楽しいひとときを過ごしました。

　あやかちゃん、大きくなったね。お誕生日おめでとう！

　澄み切った青空や朝夕の風の冷たさに秋の深まりを感じます。毎日のお散歩が気持ち良い季節になってきました。

　だいぶ足元がしっかりしてきた小さなお友達！　バギーではなく歩いてお散歩に行ける子も増えてきました。そんな小さなお友達の手をしっかり握り、リードしてくれるお兄さん・お姉さん達！　とても頼もしいです。今は車社会であまり歩かなくなったといわれる現代の子ども達。歩くことは足裏からの脳への刺激をはじめ、体を鍛える最高の運動です。

　これからの季節、ドングリや落ち葉など秋の様々な自然にたくさん触れ、体を思い切り動かし、楽しいお散歩の時間にしていこうと思います。

　9月7日に消防署見学に行ってきました。当日は曇り空で少し天気が心配でしたが、見学は無事行うことができました。

　去年も行ったお友達は、前日から「明日は消防署見学だ！」「何を聞こうかな？」とそわそわ楽しみにしているようでした。今年が初めてのお友達は、いつものお散歩よりも長い道のりに少し心配でしたが、元気に歩き、消防署では皆きちんとご挨拶をすることができました。

　消防署では、いつもは遠くからしか見ることのできない消防車や救急車をじっくりと見せてもらうことができ、消防士さんの服を着て「重たいんだ！」と発見したり、消防車の運転席に座らせてもらい、まるで本物の消防士さんになったかのようにキリッとした顔で写真を撮ってもらったり、貴重な経験をさせていただきました。その中でも皆の目がひときわ輝いたのは、はしご車です。はしごがぐんぐん伸びていくのを「すごい！」「怖い……」と言う子など様々でしたが、はしごが消防署の屋根を超える位になると、皆ポカンと口を開き、ひっくり返りそうになるほど頭上を見上げ、見とれていました。下りてきたはしごにも乗せてもらい、中には怖くて泣いてしまう子もいましたが、ほとんどの子は「私も！」とどんどん前に出てきて、大興奮でした。

　そして最後に皆が一生懸命考えた質問をすると、消防士さん達は丁寧に分かりやすく答えてくれました。質問するときはとても恥ずかしそうにしていましたが、帰り道では「すごかったね！」「女の消防士さんいたね！」とおしゃべりが止まらない様子でした。

　私共職員も子ども達と一緒に貴重な体験をさせていただき、大変勉強になりました。これを機に、より一層身の回りの安全についての意識を高め、毎月の防災訓練に生かしていきたいと思います。

　消防署の皆様、今年もご協力ありがとうございました。。